この「映像アーカイブ」について
茨城県つくば市では、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故以降、福島県から多くの避難者を受け入れてきました。
受入側となるつくば市側は、直後の避難所支援、その後現在にまで至る仮設住宅支援を、行政を始め、大学、様々な立場の支援団体などの民間の支援者、さらには、避難元となる福島県、各自治体などの行政、自助組織とが、多重に密に連携を図りながら、これまでにそれぞれの強みを活かして「セーフティネット作り」のために、多様な支援活動を行ってきました。
この映像アーカイブでは、県外避難者の拠点ともなっているつくば市での事例に焦点を当て、通常見えにくい、多様な団体によるセーフティネット作りの工夫や課題を可視化し、映像に残していくことで、つくば市での福島第一原発事故の広域避難者支援について語り継ぎ、「今後の災害」や「地域での見守り活動」の教訓にしていくことを目指しています。
今回、震災後5年の節目に、1年掛かりで17団体に協力頂き、撮影してきましたが、これらの団体以外にも、きめ細やかな支援活動をされてきた数多くの団体・個人の存在があることもお伝えしておきます。 メニューバー(「避難者自助組織」から「福島から」まで)を手掛かりにして、17団体の方々のインタビュー映像を御覧ください。また、本アーカイブの背景を整理した以下のページもご覧いただければ幸いです。 <映像アーカイブ ダイジェスト>
インタビュー映像のダイジェストです(他のページで各団体毎のインタビュー映像をご覧いただけます) 映像はフルスクリーン表示できます。画面右下の「vimeo」をクリックしてください。新しいページの右下のアイコンをクリックすれば、フルスクリーンで視聴できます。
| 官民協働のセーフティネット構築のイメージ 下の赤ネットが行政による「公助のネット」、 真ん中の青ネットが民間による「共助のネット」、 を表している <制作チーム>
*本アーカイブは、「震災復興の公共人類学:福島県を中心とした創造的開発実践」(科学研究費助成事業2014年度基盤研究B)の一環として制作しました。 |